
「テザリングを使いたいけれど、追加料金がかかるのでは」と気になる方もいるのではないでしょうか。現在は多くの携帯会社でオプション料金がかからない一方、契約プランのデータ容量を消費する点や、プランや端末によって条件が変わる点には注意が必要です。この記事では料金の考え方と携帯会社ごとの違い、仕組みや設定方法、注意点までを整理して解説します。
テザリングは有料なのか

料金を考えるときは、オプションの月額使用料と、テザリングで消費するデータ通信量を分けて整理すると理解しやすいです。
月額使用料は、加入している料金プランによって変わり、データ定額サービスへ加入することで無料になるプランもあります。
テザリングの料金は一律ではなく、契約している料金プランによって扱いが変わる仕組みです。
現在は多くの携帯会社でオプション料金が無料
テザリングのオプション料金は、現在多くのケースで発生しません。auの月額利用料も無料とされています。
ただし例外もあり、auピタットプランやデータ定額20・30など一部の料金プランでは月額550円(税込)が発生します。
もう一点押さえておきたいのが申し込みの要否です。auでは月額利用料が無料になる場合でも、テザリングオプションへの申し込み手続き自体は必要とされています。Webからの申し込み手続きができます。(利用開始までの時間は申し込み状況により異なります)
無料でも契約プランのデータ通信量を消費する
オプション料金が発生しない場合でも、通信量そのものは消費されます。テザリングは契約中のスマートフォンでの通信に加え、接続する外部機器でもデータ通信を利用するためです。
契約プランのデータ量を超えると通信速度が制限され、追加データを購入する場合は別途費用が発生します。
対策として、設定金額の超過をメールで知らせる通知サービスや、指定データ量への到達を知らせる通知サービスが用意されている会社もあります。
携帯会社別のテザリング利用料金

携帯会社を比べる前に、通信量そのものの変化を押さえておくと判断しやすいです。
扱うデータ量が増えている状況では、月額料金だけでなく容量や利用条件まで含めた比較が重要です。
ドコモの場合
ドコモのテザリングは、申し込み不要かつ月額使用料無料で提供されており、接続方法はWi-Fi・Bluetooth・USBの3種類です。
ただし、ウルトラデータパックL・LLなど一部のプランでは事前の申し込みが必要とされ、一部のプランや機種では別途spモード契約が必要になります。eximo・ドコモMAXなどのプランでは、テザリングも無制限で使える扱いです。
auの場合

auでテザリングを使うには、テザリングオプションへの申し込みが必要です。対応機種はスマートフォン・ケータイ・タブレット・iPhone・iPadとなっています。
月額利用料は日割り計算されない点にも注意が必要です。利用にあたっては別途パケット通信料がかかり、契約中のデータ定額サービスまたは料金プランの定額対象になります。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクの月額使用料は、加入プランで細かく分かれています。データプランメリハリなどが550円、データプランペイトク無制限やデータプランミニフィット+などが無料です。これら以外のプランは550円で、加入から2年無料の扱いが設けられています。
契約形態による制限もあります。他社が販売する製品を利用するためのSIM単体契約では、本サービスを利用できません(iPhoneまたはiPadで利用する場合を除く)。
格安SIMの場合
格安SIMを検討する際は、料金以外の条件も確認が欠かせません。サービス内容や手続き方法まで確認したうえでの契約が求められます。
料金や無料通話の適用条件は事業者ごとに定められているため、申し込み前に契約内容を確認しておく必要があります。
you me mobileでは、MVNO業界初となる招待による基本料金無料化を導入しています。友人や家族を2人招待すれば6年間、3人招待すれば一生、基本料金が無料になります。なお初期費用や通話料、オプション料金は別途発生します。
テザリングが有料になる場合・利用できない場合

契約前の確認不足は、後になって想定と違う条件に気付く原因になります。契約時や利用時の注意点は、申し込みの段階で目を通しておきたいところです。
月額使用料の有無だけでなく、容量の上限や対応機種などの条件も事前に確認しておきましょう。
プランによってはテザリングのデータ通信量に上限がある

データ容量が使い放題とされるプランでも、テザリングで使える量には別枠の上限が設けられている場合があります。auでは、月間データ容量が使い放題のプランも、テザリングとデータシェアの利用にデータ容量の上限があります。合計2GBから合計100GBまで、プランごとに上限が定められています。
当月の通信量が月間データ容量を超えた場合は、当月末までの通信速度が送受信128kbpsとなり、翌月1日に順次解除されます。
テザリングに対応していない機種やプランがある
テザリングは、端末とプランの双方が条件を満たしている場合に利用できる機能です。Wi-Fi・Bluetooth・USBのそれぞれに対応機種が定められており、機種によっては利用できない場合があります。
プラン面でも、一部のプランでは事前の申し込みや別途spモード契約が必要になります。利用したい接続方法に手持ちの端末が対応しているか、事前に確認しておくとよいです。
テザリングの仕組み

テザリングは、スマートフォンやタブレット(親機)にパソコンやゲーム機器などの外部機器(子機)を接続し、通信サービスエリア内であればLAN回線のない外出先でも外部機器からインターネットを利用できる機能です。
テザリングを利用しない場合、外部機器でインターネットを使えるのは自宅や公衆Wi-Fiスポットなど、LAN回線に接続できる場所に限られます。スマートフォンが、外部機器をインターネットにつなぐ中継役になる仕組みです。なお、音声通話中のテザリングにも対応しています。
テザリングの種類と設定方法

テザリングは、スマートフォンもしくは4Gケータイをアクセスポイントとしてインターネットに接続する通信機能です。接続方法は複数あるため、それぞれの特徴を確認したうえで選びましょう。
利用時に意識したいのがセキュリティです。セキュリティ設定をしていないときは、悪意ある第三者に不正に侵入される可能性があるため、パスワード管理を行い本人のみの利用が推奨されています。利用環境や外部接続機器によっては、正常に動作しない場合もあります。
Wi-Fiテザリング

Wi-Fiテザリングは、親機と外部機器をWi-Fiで接続する方法です。対応機器が豊富であること、同時に複数台の外部機器を接続できることが特長として挙げられます。
一方で、セキュリティ強化のため、パスワード設定を行うことが推奨されています。機種によっては利用できない場合があるため、対応機種の確認も必要です。
Bluetoothテザリング
Bluetoothテザリングの特長は、バッテリーが長持ちすることと、パスワード入力が不要で設定が簡単なことです。
ただし、スマートフォンの機種によって対応できるテザリングの種類は異なります。電池消費を抑えたい場面では選択肢になりますが、事前の確認が必要です。
USBテザリング
USBテザリングは、親機とパソコンなどをUSBケーブルで直接接続します。
有線接続のため通信が安定しやすいこと、パスワード設定が不要なことが特長です。こちらも機種によっては利用できない場合があります。
テザリングを利用するメリット

テザリングを利用しない場合、外部機器でインターネットを使えるのはLAN回線に接続できる場所に限られます。
一方でテザリングを利用すると、通信サービスエリア内であれば外部機器からインターネットの利用が可能です。接続できる場所の条件が変わることが、基本的なメリットです。
外出先でパソコンなどをインターネットに接続できる
テザリングでつながる相手は、パソコンだけではありません。モバイル回線(5G・4GLTE)を利用して、ノートPCやタブレット、ゲーム機やほかのスマートフォンをインターネットに接続できます。
手持ちの機器をまとめてネットにつなげる点が利点です。会社によっては、事前にオプションへ加入しておくことで海外でもテザリング機能を利用できます。
モバイルWi-Fiルーターを別に持ち歩く必要がない
テザリングを使えば、手持ちのスマートフォンがWi-Fiルーターの役割を担います。Wi-Fiに対応したゲーム機やパソコンを自宅や外出先で接続できるため、持ち歩く機器を増やさずにすむこともメリットです。
荷物を軽くしたい場面や、急にパソコン作業が必要になった場面で役立ちます。
テザリングを利用するデメリットと利用時の注意点

テザリングはWi-Fi接続を伴う以上、セキュリティ面の配慮が欠かせません。
自宅などでWi-Fiを使うための対策は、セキュリティ方式にWPA2またはWPA3を選ぶことやパスワードを第三者に推測されにくいものにすること、ファームウェアを新しい状態にすることなどが挙げられます。
必要なセキュリティ対策を講じない状態では、通信内容の盗み見などの被害が発生する場合があります。
データ通信量が増える場合がある
テザリング中は外部機器でもデータ通信を利用するため、契約プランで定められたデータ量を超えた場合、通信速度が制限されます。
こうした事態に備える手段も用意されています。通信・通話料などの合計金額が設定した金額(1,000円以上、1,000円単位)を超えた場合にメールで知らせる通知サービスもあります。
これらの通知サービスは、追加料金なく利用できる場合があります。
バッテリーの消費が激しくなる
電池消費が気になる場合は、接続方法の選び方で負担を抑えやすくなります。Bluetoothテザリングはバッテリーが長持ちし、USBテザリングはノートPCから給電しながらデータ通信ができます。
一方のWi-Fi接続は、対応機器が豊富で複数機器に同時接続できる点が特長です。場面に応じて使い分けましょう。
通信速度が低下する場合がある
通信量が増えると、速度が低下する場合があります。通信品質やネットワーク利用の公平性を確保するため、一定期間に大量の通信を利用する一部の利用者に対して速度制御が実施されるケースがあるためです。
加えて、毎月の利用データ量が所定のデータ量を超えた場合は、請求月末まで通信速度が低速化されます。利用状況の確認方法や通常速度に戻す方法も、契約中の会社のサイトで案内されています。
テザリングを使う機会がある方ほど、契約プランのデータ容量に余裕があるかどうかが快適さを左右する材料です。
you me mobileでは、MVNO業界初となる招待による基本料金無料化を導入しています。友人や家族を2人招待すれば6年間、3人招待すれば一生、基本料金が無料になります。なお初期費用や通話料、オプション料金は別途発生します。データ容量は10GBから120GBまで4段階が用意されているため、パソコンでの利用分も含めて選びたい方は公式サイトをご確認ください。
テザリングがつながらないときの対処法

設定したのにつながらない場合は、順番に条件を切り分けていくと原因を絞り込みやすくなります。
まず試したいのが端末の電源オフ・オンです。オプションを申し込み済みでテザリングが有効になっていない場合、この操作で解消するケースがあります。それでも利用できない場合は、インターネット共有設定のオン・オフを実施しましょう。
iPhoneでは、オプション加入後に再起動が必要になる場合があります。また、申し込みが必要な会社では、申し込みの時間帯によって利用開始のタイミングが変わります。夜間に申し込んだ場合、翌朝から利用可能になるケースもあるため、目安時間の経過も確認してください。
利用環境や外部接続機器によっては、正常に動作しない場合もあります。解決しないときは、契約中の携帯会社の問い合わせ窓口に相談しましょう。
テザリングの仕組みや料金を知って上手に活用しよう

テザリングは、オプション料金の有無だけで判断できるものではありません。契約プランのデータ容量やテザリング時の容量上限、対応機種や申し込み要否を合わせて確認することが大切です。
モバイル通信で扱われるデータ量は年々増加しています。月額料金と容量のバランスを見直すことが通信費を抑える一歩です。
you me mobileでは、MVNO業界初となる招待による基本料金無料化を導入しています。友人や家族を2人招待すれば6年間、3人招待すれば一生、基本料金が無料になります。なお初期費用や通話料、オプション料金は別途発生します。
料金プランは10GBが月額1,760円・30GBが月額2,398円・50GBが月額3,278円・120GBが月額5,346円の4段階で、初月の基本料金無料です。なお、初期費用(SIM開通作業料4,400円・SIM発行手数料433円)と音声SIMの最低利用期間12ヶ月・途中解約時の違約金も発生します。
申し込みはWebからのみ受け付けており、問い合わせはメールと電話で対応しています。店舗サポートやチャット対応は行っていません。テザリングの対応状況を含め、条件は公式サイトでご確認ください。